赤ちゃんが誕生して離乳食を食べる前の生後半年くらいを目安とした防災グッズについて紹介します。
近年、台風や地震などが多発しており、万が一、停電や避難所暮らしとなった場合の対策は必須です。大人なら多少我慢すれば済むこともありますが、赤ちゃんは我慢できません。何かが起きてしまった時に準備ができているのとできていないのでは大違いですので、しっかり準備するためにも是非一度読んでみてください。
赤ちゃんを守るために必要な防災グッズ一覧
離乳食が始まるまでの赤ちゃんは、ミルクと睡眠が十分にできるためのグッズが必要となります。必要なものを以下に一覧化しましたので、一つずつ説明していきます。
・液体ミルク
・粉ミルク
・保存水
・使い捨て哺乳瓶
・紙パック用乳首
・ホッカイロ
■衛生グッズ
・紙オムツ
・お尻拭き
・防臭袋
■睡眠用
・エアーマット
・ハンドタオル
授乳用の防災グッズ
母乳で育てている方であっても、ママ自体がストレスで母乳が出にくくなる可能性があるため、液体ミルク・粉ミルクを用意することをオススメします。避難所などでは感染症が怖いので、清潔なミルクをそのまま与えることのできる液体ミルクが最強です。
とはいえ、費用面で液体ミルクを数日分揃えるのは大変なので、粉ミルクと併用して揃える方が多いです。
液体ミルク
液体ミルクは開封したらそのまま飲ませることができるため、防災時には最適です。粉ミルクの場合は、一度沸騰させたお湯で粉ミルク自体を殺菌する必要があるため、電気や水が止まってしまったらミルクが作れません。
■グリコのアイクレオ
■明治のほほえみ
■雪印ビーンスターク 液体ミルク すこやか
液体ミルクの詳細は、以下記事にまとめているので、こちらも是非読んでみてください。
・関連ツイート
避難してみて分かったことの一つに、液体ミルクの有用性があります。
避難所でだと水は貴重品でお湯を沸かすことさえ困難なので、液体ミルクはものすごい重宝すると感じました。
乳児のいるご家庭は災害対策用に液体ミルクストックしてもいいと思います。
#避難してみてわかったこと— みや@1y→ジーナ式ネントレブロガー (@miya_diets) October 16, 2019
液体ミルクマジですごいよ。
うちに乳児がいたころは、防災備品の中にキューブ粉ミルクと使い捨て哺乳瓶を10日分程度(結構な量)常備してた。さらに避難所にお湯がある保証がないのでミネラルウォーターとカセットコンロもストック。
これが缶一個で済むんだよ。革命かよ。— くまさん@元某Aモニター (@Y_1114) April 25, 2019
粉ミルク
液体ミルクは単価が高く、大量に防災として備えることが難しい方も多いと思います。避難や停電が長期化することを考え、粉ミルクを用意しておくことも大切です。
缶タイプが一般的ですが、キューブタイプは持ち運びに便利であり密閉されていて衛生的なので用意しておくことをオススメします。
保存水
粉ミルクを使用する場合は、赤ちゃんの調乳にも保存水をお勧めします。以下のピジョンが販売しているピュアウォーターは、加熱殺菌済の調乳用純水のため安心して使用できます。
使い捨て哺乳瓶
自宅にある哺乳瓶で足りるのであれば問題ありませんが、軽量かつ小サイズなので防災用に用意しておくことをお勧めします。
・関連ツイート
缶ミルクとセットで使い捨て哺乳瓶があると良いです。
また缶ミルクは開封後どれくらいもつかわからないので
避難所とかだったら数人でシェアした方が良さそうです。— Shin-G(毛糸真二) (@SyndiK10) September 12, 2019
紙パック用乳首
防災用の哺乳瓶ももちろん便利ですが、最近は紙パック用の乳首が
紙パックに直接利用できるので、わざわざ哺乳瓶にミルクを入れる
乳首のサイズも1サイズでOKのため一度購入すれば買い替えの必
ホッカイロ
冬などで液体ミルクが冷たすぎると赤ちゃんは飲んでくれないため、ミルクを温めるために使用できます。本来の目的である寒さ対策にも使用できるので、用意しておいて損はありません。
・関連ツイート
液体ほほえみ 温めたら飲んだ!🍼
これで、調乳お湯がある所はキューブ、ない所はホッカイロ液体ミルクに決定だ!
荷物が軽くなるヽ(*´∀`*)ノ— ナナ (@chi25nana) May 2, 2019
衛生用の防災グッズ
赤ちゃんのお肌を清潔に保つために必要な防災グッズです。
紙オムツ
布おむつを使用されている方も避難時は簡単に洗うこともできないため、紙オムツの用意は必須です。
災害が発生してからだと入手困難になる可能性もあるため、事前に最低1パックのストックを用意しておくことをお勧めします。
お尻拭き
オムツを交換する際はもちろん、手拭き、体拭き何にでも使用できるため、たくさん用意しておいた方がよい防災グッズです。
防臭袋
全く臭わないと評判の防臭袋です。ゴミ捨てができず、自宅で使用済のオムツを長期保管が必要となった場合などに役立ちます。
・関連ツイート
あと、防臭袋としてはBOSって商品が優秀。避難所でおむつとか生理用品、トイレの使用済み紙を別捨てする場合とか、この袋を使うとにおい漏れが少ない。強度はないので場合によってゴミ箱やゴミ袋と併用で。
— ジェバン2 (@Gevan2m) April 26, 2016
睡眠用の防災グッズ
赤ちゃんが快適に眠ってもらうために必要な防災グッズです。
エアーマット
避難所生活となった場合の必須アイテムです。避難所にもエアーマットはいくつか用意があるようですが、在庫切れとなった場合は床での生活となります。実際、2019年の台風被害の際に避難された方が必要と感じたものの代表物です。
タオルなどを下にひいても寒さは直接感じますし、クッション性がないため快適に過ごせません。そのため、最低でも1つはエアーマットを用意することをオススメします。
・関連ツイート
防災セットに入れておきたいアイテム。
エアーマット。空気で膨らます簡易のマット。
避難所に避難したとき、体育館などの床は硬くて眠れない。少しでも快適に過ごせるよう準備をする。何度も試してるけど、エアーマットがあると全然違う。おススメ。— 親子BOUSAI リアルチュチュ (@realchuchu_shop) November 14, 2019
ハンドタオル
オムツ替え、防寒対策何にでも使えるので数枚は必ず用意が必要です。
赤ちゃんとの避難時の注意点
赤ちゃんと一緒に避難する際は、ベビーカーではなく、抱っこ紐にしてください。
これは、避難途中の道にガラスがあったりと必ずしも安全ではないからです。赤ちゃんと密着して行動できる抱っこ紐で非難することをお勧めします。
また、実際に避難所等で生活することとなった際に役立つ情報を日本新生児成育医学会がわかりやすくまとめているので、こちらも合わせてご確認ください。
パパママの避難グッズについて
正しい情報を入手する必要があるためにも携帯電話の電源確保は必須です。万が一のためにモバイルバッテリーをお持ちでない方は購入されることをお勧めします。
また、何を用意すればよいのかわからないという方は、以下のような防災セットも販売されているので、こういった防災セットを1つ購入しておけば安心ですよ。
最後に
いかがでしょうか。
万が一の時のために、赤ちゃんを守るための防災グッズを紹介してきました。必要かわからない物に出費をかけたくないという方もいると思いますが、赤ちゃんを守るためにも改めて考え直してみてはいかがでしょうか。
何か起きてから後悔しても遅いですよ。
・【出産準備】産後3週間を乗り切るために必要なものリスト
・赤ちゃん用品のオススメリスト(生後3ヵ月以内に実際に購入したグッズ)
・出産祝いのお返し「出産内祝い」で失敗しないマナー、おすすめギフト
・オイシックスのお試しセットでミールキット体験レビュー【育児時短/宅配】
・子育て・共働きでの家事を手助けするオススメ時短家電
以上