赤ちゃんの育児で必須なことといえば、ミルク作りです。液体ミルクも解禁されて便利になってきましたが、1本200円以上と高級品のため常時使用するのは金銭的に難しいのがほとんどだと思います。
そのため、ミルク作りといえば粉ミルクなどを使用することが一番多いと思いますが、ミルク作りでは70℃以上のお湯を用意する必要があります。
このお湯の準備をするのに超便利な商品があるので、この記事でご紹介していきます!
温度設定、保温が可能な電気ケトル
オススメしたいのは以下のティファールの電気ケトル「アプレシア エージー・プラス コントロール」です。アマゾンや楽天サイトから8000円前後で購入が可能です。
通常の電気ケトルと比べて価格は高いですが、この電気ケトルの特徴は非常に便利であり、機能を一つずつ見ていきたいと思います。
②7段階の温度設定機能
③60分間の保温機能
④現在のお湯の温度がわかる
①必要な分がすぐに沸く
電気ケトルの一般的な機能ですが、300ml程度であれば1分程度で沸騰できます。
そして、消費電力は1250wなので、だいたい1回1円程度で沸騰でき非常に安価なことがわかります。
②7段階の温度設定機能
通常の電気ケトルは100℃に沸騰させるだけですが、こちらは100℃・95℃・90℃・85℃・80℃・70℃・60℃と7段階の温度調節が可能です。
コーヒーやお茶など、それぞれ最適な温度があるようでその温度に設定が可能です。
この温度設定機能ですが、ミルク作りにも最適です。ミルク作りだけでなく、冷蔵庫で冷やした母乳を温めるときためのぬるま湯用意にも使えます。
プラスチックの哺乳瓶を100℃のお湯で温めるのはプラスチックが溶けないかなど不安ですが、85℃など温度設定ができるので安心して温めることが可能です。
③60分間の保温機能
一度沸騰させたお湯は時間が経つにつれてどんどん温度が下がっていきます。ミルク作りは70℃以上のお湯で作る必要があるため、保温機能は非常に便利です。
一度ミルクを与えてからミルク量が足りないときなど、すぐにお湯を用意したいときに本当に役立ちます。
④現在のお湯の温度がわかる
現在のお湯の温度がディスプレイで一目でわかります。現在のお湯の温度が何℃なのかがわかるというのは、70℃以上のお湯でミルク作りをするために非常に便利な機能です。
ミルク作りが70℃以上のお湯である理由について
そもそもミルク作りは何故70℃以上のお湯を使用するのでしょうか。以下の引用にその理由が掛かれていますが、簡単にまとめると以下です。
⇒70℃だと栄養成分を損失する可能がほとんどない。粉ミルクは栄養成分損失も考慮して作られているため、多少の損失は問題なし
②殺菌のため
⇒70℃以上のお湯を使用することで、粉上に菌が入ってしまっていても殺菌が可能。
Q.育児用ミルクを70℃で調乳して飲ませていますが、熱湯のような温度なので栄養が壊れてしまうことはないのでしょうか。
A.70℃の温度では栄養成分の大きな損失はないことが文献のデータなどで分かっています。加熱による影響が大きいと考えられるのはビタミンですが、ビタミンA、B1、B2などの損失はほとんどありません。
ビタミンCのみ高温で長時間過熱するほど損失が大きいですが、10%程度です。
現在、調製粉乳のビタミン配合量は、このような調乳方法によるビタミンの損失を考慮した設定がなされているので、70℃で調乳してもビタミンCの量が表示値を下回る可能性はないと考えられます。
たんぱく質は高温で変性しやすいですが、変性しても栄養素そのものに変化はなくきちんと吸収されます。
粉ミルクは高度に衛生的な工場で製造されていますが、全く無菌ではありません。また、ミルクを調乳する過程でやむを得ず菌が混入してしまう可能性もあるため、70℃のお湯を使用します。
特に免疫不全児、低出生体重児などのハイリスクの赤ちゃんには、より一層の注意が必要です。なお、赤ちゃんに与えるときには、必ずミルクが人肌程度に冷めていることを確認してから飲ませましょう。
引用元:日本乳業教会
70℃のお湯を用意するために
電気ケトルは沸騰後、私の自宅では以下のように温度変化しました。(9月に26度クーラー使用時)
6分後:90℃
12分後:80℃
18分後:75℃
24分後:70℃
実物について



5分以内にミルクを作ることが可能
ティファールの電気ケトル「アプレシア エージー・プラス コントロール」を使えば、5分もかからずにミルクを作ることができます。
簡単な以下ステップで完成させています。
2.加熱中に哺乳瓶に粉ミルクを投入
3.お湯投入
4.氷で冷やす
5.完成
まず、粉ミルクは専用フィルムに事前に詰め込み計量の手間を減らすでもいいですが、70℃への再加熱に30秒程度かかるので、その時間で対応可能です。
70℃のお湯で作ったミルクを氷5個のお皿に入れてくるくるまわし、氷が溶けたら適温になるので完成です。
安定したお湯の温度とミルク量が決まっていれば、何個の氷が溶けたら完成とルーティン化できるのでオススメです。
これで5分もかからずにミルクが完成します。
なお、冷ます作業は湯冷ましを使えば最速2分でできます。
まとめ
粉ミルク栄養素を守る、殺菌のため
■70℃のお湯をキープする難しさ
沸騰後20分以上かかり、30分経つと冷めてしまう
⇒「アプレシア エージー・プラス コントロール」の電気ケトルなら70℃のお湯をいつでも準備可能
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